関係が続かないのは、私のせいだと思ってた。
子どもの頃から誰かと仲良くなっても、
いつの間にか疎遠になってしまうことが多かった。
「私に魅力がないからかな」
「きっと私のことなんて忘れてるだろうな」
怖さ半分、諦め半分。
そう思って連絡もできないまま、自然とフェードアウト。
…それが、いつものパターンだった。
気づけば私には、昔からの友達って誰もいない。
それがずっとコンプレックスで。
恥ずかしくて。
誰にも言えなかった。
“友達がいない自分”がバレないように、ずっと隠してた。
中学生の夏、誰からも連絡がこなかった
中学に入った頃、周りの子たちはどんどん携帯を持ち出した。
でも私は、親に携帯を持たせてもらえなかった。
家の電話だけが、唯一の連絡手段。
ただでさえ大人しい性格だったから
「門限めっちゃ早いよね」「あんたの親、厳しすぎ」
そんな風にからかわれては、どんどん誘えなくなった。
やりとりも減っていって
夏休みに入ったら、誰からも連絡が来なくなった。
私から連絡する勇気もなかった。
ただただひとり、自分の部屋で寝転がって
白い天井をぼーっと眺めていた。
「私、何してるんやろ…」
そんな虚しさだけが、ずっとそこにあった。
当時は不登校の生徒も少なくて、普段から目立たないように過ごしていた私は不登校になる勇気もなかった。
心を殺して何でもないフリをして、学校にはちゃんと通った。
親にも言えなかった。
どうせ心配より先に、怒られると思ってたから。
「友達がいない私」を、見ないふりした
高校生になっても、大学に進んでも、
「昔からの友達がいない自分」がバレるのが怖くて。
無理して元から明るい人みたいに振る舞ったり、
友達の話題には聞き役をしてごまかしたりしていた。
その時々で仲良くなれた人はいたけど、
「小学校の時の友達がさ〜」なんて話を聞くたびに
心のどこかがチクッと痛んだ。
誰かと関係を“続けられない”自分が、ずっと情けなかった。
大人になったから出会えた仲間たち
そんな私でも、今は仲間がいる。
ちゃんと話せて、応援しあえて、
一緒に目標に向かって頑張れる人たち。
大人になってから出会った人たちが、少しずつ私を変えてくれた。
昔から続く関係がなくても、
「今からつくっていける関係」があるって知った。
それが、私にとっての光になった。
私はもう「昔からの友達がいないこと」を“恥”だとは思っていない。
むしろその経験があったからこそ
今つながってくれている人たちのことを、心から大切にしたいと思えるから。


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